遺書

無気力人生、言の葉、感受性

過去

思い出を売る男

いつかの世にも奇妙な物語で、 記憶を売ってお金を得るという話があった。 結末に少しだけ感動したのを覚えている。 反面、思い出す度に、そんな誘いがあったなら私は喜んで過去を売ってしまうと思う。 だってそれで嫌なこと忘れられて、代償でお金を得られ…

私は愛されていた、

私は愛されていた。きっと。それは嘘ではない。だって、4人で遊園地に行った事あるね。だって、4人で海にキャンプ行った事あるね。あの時の笑顔の中には、本物の笑顔だってあった。 私は愛されていた。きっと。それは嘘ではない。だって、 休みなく働く母親…