遺書

無気力人生、言の葉、感受性

意思と意識

一番欲しいものを手に入れたことが無いし、

一番伝えたい思いも伝えられたことがない。



自分の意見より年上の、姉の意見。

自分の意見より立場が強い、大人の意見。





物心着いた頃から、プレゼントのリクエストも3番目に欲しいものを選ぶようになった。

お店で駄々を捏ねて泣いている子供を見ると「健全な子かな」と斜め上から見てしまう。



食べたいもの、欲しいもの、言いたいこと。

全て飲み込んで相手の顔色を伺う。

心の中では(いいなぁ)と呟きながら興味無いフリ。

あれが食べたいと思ってもどうせ叶わなかった。

こう思っている誤解だと伝えたくても声が出ない。



気づいたら自分の意思より意識が勝っていて、
決断量がない優柔不断のイエスマン






先日ネットで見かけたシルバニアファミリー

欲しかったなぁ、と思い出した。

未だに不燃焼でAmazonを眺めながらも
本当に欲しいものはシルバニアファミリーなんかでは無いことくらいは分かっている。