遺書

無気力人生、言の葉、感受性

愛と憎≠搾取

      -Ⅰ-

「俺はお前の踏み台でもいい、大丈夫になるまで、一緒に居たい」

     

     -Ⅱ- 

「(・・・偽善者サイコパス・・・)」

     

     -Ⅲ-

「お前の人生めちゃくちゃにしてやるからな」

「地元で生活できないくらいにしてやる」

「援交も売春も出会い系も全部言うから」

「俺顔広いから別れるとか覚悟しろよ」

男はそう言った。怖くて緘黙症が出る。

初めて出会ったあの時の、

優しい台詞、顔、行動、洞察力、とは真逆の男の姿が目に歌っていた。

どうにかこの場から離れたかった。

 

辛うじて私は逃げました。 

LINEと電話は1-3時間で20件は溜まっていた。

 

限界。夜中に車を取りに行くと、スペアキーで防犯ブザーがなるトラップに引っかかった。

 

逃げた。また私は逃げた。怖くて怖くて泣いていた。そのまま警察署へ向かった。

 

何とか説得してもらい、別れ、今後関わることがないように対処をしてくれた。