遺書

無気力人生、言の葉、感受性

2020-02-05から1日間の記事一覧

冷たさだけが

起きたら、カーテンを開ける癖は着いた。 静かな朝方、滴り落ちる水が一定音。 カーテンを開けた。 シンシンと降り積もる雪、薄い一面の銀世界。 悲しくも虚しくも嬉しくも鬱陶しさも、ない。 空っぽの頭はむりこらしい「無」だ。 何も感じない。 あの頃の感…