Thought stop―内蔵-蝕む
ふと時計を見た。17時は過ぎていた。
女は目をそらすことが出来ない、脳内と体内で何かが暴れる感覚に襲われていた。
---――日本で許可されていない睡眠薬
3カプセルを投下した。
数十分後には落ち着きを取り戻した。
これか平和そのものだ。
なにか、分からない、何かが、全てが、これはなんだろう、言葉に表したいのに...
突然、女は「(わかった!)」という考えになった。
溶けた脳は『もう何も分からないんだ!という事を分かったのだ』
どうも、おかしい、輪をかけて狂った。