遺書

無気力人生、言の葉、感受性

杖に縋るとも人に縋るな

分かりません。

「自分を大切にしていいんだよ」

と、以前の主治医や周りの人は言うのです。

 

私は弱音を吐いてはいけないのです。

何故なら、いつか、昔の、あの頃。

「自分が悪いんだろ。自業自得だろ。」

そう、母親が言った。

脳内でも誰かが言っています。

 

私、疲れました。

今日はいつもより起き上がるのが辛く、苦しく、天井を見つめていました。

そうしたら何故か、涙が流れてきたのです。

 

「人に縋ってはなりません」

 

人に助けを求める価値のある人間ではないからです。

私が縋るのは薬です。毒です。

裏切りません。薬は裏切りません。素直です。