無い
私は、私達は、もう既に見放されている。
社会から、世界から、自分にさえも。
人は孤独だ。ただの個体。中身なんてない。
「まぁ私はただ逃げているだけなんですよね」
「なんで?どうして逃げる必要があるわけ?なにから逃げているの?」
「貴方のその行動が、分からない。」
「目的が分からない。」
本日、精神科医に言われた言葉が、
奥歯に挟まって未だに邪魔をしてくる。
本当にあの方は精神科医なのだろうか。
転院してよかったのは、距離が近くなったメリットのみだった。
私はもう分かっている、なにから逃げいてるのか。
「現実」から逃げている。
そうして「人生」を辞めたい。
私はもうわかっている。どうすべきなのか。
自分自身の考え方を変えなければならない。
この先幸せになりたいなら、
私が私を変えるべきなのだろう。
くだらない。面倒くさい。
全部どうでもいい、どうでもよくなった。
「障害」がつく人格を今更変えようと、報われる保証なんてない訳で。
どうでもいいです。
無理の波に襲われたらまたきっと、
自殺行動をする。
それだけだ。
なんの意味もない無駄な生活と人生だ。
とても悲しくて冷たいものだよ。
もう無くたっていい世界だもの。